■ICTまちづくりデザインプロジェクト
プロジェクト名称 | ICTまちづくりデザインプロジェクト (ICT community design Project Laboratory, Saga University) |
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プロジェクト長 | 理工学部 三島 伸雄 |
構 成 員 | 岡崎泰久、平瀬有人、中大窪千晶、宮原真美子、中山功一、 上田 俊、渕上貴由樹、Mohamed Rami DERBEL、
林田行雄、和久屋寛、有馬隆文、 阪本雄一郎、 外部:北川慶子 |
研究テーマ | ICT活用型の歴史的環境の有機的まちづくりに関する研究 |
研究概要 |
我が国は、近年、人口減少・超高齢化に直面するなかで、各地域の特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生することが目指されている。
特に地方都市における歴史的コミュニティは、その伝統的文化的価値の観点から地方創生における重要な地域資源であるが、過疎化や高齢化も急激に進行しており、
その個性豊かな街空間と日常の生活空間をベースにした地域の持続性や安全性の確保のあり方が強く問われている。限られた集落規模だからこそ可能な相互の存在を
実感できる情報共有や連携体制の構築が求められており、そこにICTを活用した現代的なまちづくり手法(ここではそれを「ICT活用型まちづくりデザイン」と呼ぶ)の
構築が有効であると考えられる。 本研究では、これまでの研究蓄積の実装化等に向けて、その有効性を高めることを目的とする。研究モデル地としては、これまで実績があって研究を進めやすい佐賀県 鹿島市肥前浜宿等を中心とするが、可能な限り、有田町や唐津市呼子、さらに国外(タイ・チェンマイやウィーン等)でも適用することを試みる。すなわち、町並みによる 特殊性はあると考えられるが、さまざまな地域に適用することによって、それらの手法を他地域に展開する上での課題や方法論についても検討を行う。 |