佐賀大学では、学内で有明海研究の中心となってきた2組織を平成22年度に統合して低平地沿岸海域研究センターを発足させ、文部科学省特別経費(プロジェエクト分)の支援事業として、「有明海における環境変化の解明と予測プロジェクト」を実施しています(平成22~24年度)
本事業では以下の研究に取り組んでいます。 1)有明海生態系シミュレーションモデルを構築し過去30年程度の有明海の環境変化について調査する。 2)上記シミュレーションモデルにより、諫早湾潮受堤の開門に対する有明海の環境応答を予測・評価する。 3)モデルパラメータ取得のため、また諌早湾開門調査が実施される場合の開門前データの収集のため、調査・実験、検証データの取得を行う。 4)公開ワークショップ等によって地元市民・行政との対話を進め、本問題に対する理解を促進する。
本事業によって、諫早湾干拓事業・開門調査の環境影響に関する論争について充分な科学的知見が提供され、地元市民・行政の理解が深められることを期待しています。
このプログラム関連HP http://www.ilt.saga-u.ac.jp/index.html
佐賀大学は、文部科学省特別経費(プロジェエクト分)の支援事業として、「発達障害・不登校及び子育て支援に関する医学・教育学クロスカリキュラムの開発」(平成22年度~24年度)に取り組んでいます。
この事業は3つの分野で構成されています。
①全学部学生及び一般対象のカリキュラムの開発と特色のある教育実習の実施
②学習支援システムの開発や学習教材の作成
③地域の関係機関との子育て講座の共同開催などの地域連携の強化
この取組みを通して、医師、教師、保健師、看護師、福祉士、心理士、養護教諭等の子どもの成長や教育に共に携わる専門職の養成と地域支援ネットワークの形成を目指しています。
このプログラム関連HP http://childsupport.pd.saga-u.ac.jp/index.html
「大学生の就業力育成支援事業」とは
各大学・短期大学において、入学から卒業までの間を通した全学的かつ体系的な指導を行い、学生の社会的・職業的自立が図られるよう、大学の教育改革の取組を支援するための事業です。
「佐賀大学版環境教育プログラム -実践トライアングル型キャリア教育-」とは
環境教育と就業力育成の両立を目的とした教育プログラムです。全学部の学生を対象に、「省エネ・省資源コース」、「環境分析コース」、「環境管理コース」、「資源循環コース」の4つのコースを設け、「スキル」「マインド」「実践力」をキーワードに、環境関係の資格取得に向けた学習や学内活動実習、インターンシップを通して、幅広いフィールドで活躍する人材の育成を目的としています。
このプログラム関連HP http://net.pd.saga-u.ac.jp/kankyo-ed/index.html
「組織的な大学院教育改革推進プログラム」とは
社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程の組織的・体系的な教育取組を対象として、文部科学省が重点的な支援を行う事業です。大学院教育の実質化、国際的教育環境の醸成を推進することを目的としています。
「高度な農業技術経営管理者の育成プログラム(農業版MOT教育)」とは
国内屈指の水田農業地帯である佐賀平野に立地する佐賀大学では、これまで佐賀県を含む西南暖地やアジア諸国における農業の発展に寄与してきました。この実績を基に、文部科学省の支援を受けて、農業法人や集落営農の担い手の育成、企業による農業分野の参入を踏まえた人材の輩出、及びグローバル化の進展するアジア諸地域等において、地域農業生産と農村の振興に向けてリーダーシップを発揮する農業のプロフェッショナルの育成を目指したプログラムを開始します。
このプログラムでは、高度な農業技術と経営管理を繋ぐことで、地域農業・農業関連産業の発展に貢献するリーダーを育成することを目的とし、経済学研究科や地域の産業界とも連携しながら推進していきます。
このプログラム関連HP http://www.ag.saga-u.ac.jp/MOT/index.html
「質の高い大学教育推進プログラム」とは
国公私立大学から申請されたプログラムの中から、優れた教育の質の向上につながる教育取組を、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、我が国全体としての高等教育の質の保証、国際競争力の強化に資することを目的としています。
「創造的人材育成~誰でもクリエーター~」とは
佐賀大学では、各学部で専門分野を学んでいる全学生に、デジタル表現技術を習得する機会を提供し、表現する対象を深く理解し、創造的な表現ができるデジタル表現技術者を養成するとことを目的としています。
このプログラム関連HP http://net.pd.saga-u.ac.jp/digi-pre/
「質の高い大学教育推進プログラム」とは
国公私立大学から申請されたプログラムの中から、優れた教育の質の向上につながる教育取組を、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、我が国全体としての高等教育の質の保証、国際競争力の強化に資することを目的としています。
「実践臨床医養成への問題基盤型学習の実質化」とは
佐賀大学医学部では,現在の医学教育の諸課題を踏まえ,「問題基盤型学習のより効果的な展開」を図るため,ハワイ大学医学部医学教育室との共同開発をさらに進め,実践的臨床医を養成するための「教育プログラムの実質化」に向けた事業を実施しています。
このプログラム関連HP http://www.smssme.med.saga-u.ac.jp/
「戦略的大学連携支援事業」とは
国公私立大学間の積極的な連携を推進し、各大学における教育研究資源を有効活用することにより、当該地域の知の拠点として、教育研究水準のさらなる高度化、個性・特色の明確化、大学運営基盤の強化等を図ることを目的としています。
「知の拠点として地域をリードする大学間教育ネットワーク推進事業」とは
佐賀大学が代表校となり、「大学コンソーシアム佐賀」(佐賀大学、西九州大学、九州龍谷短期大学、佐賀女子短期大学、佐賀短期大学、放送大学)を活用し、地域の有識者等を登録した「人材バンク」を作り、大学間共通のリメディアル・教養・リカレント教育及び教員免許状更新制に対応する教育事業を共同開発し、地域高等教育力を底上げすることを目的としています。
このプログラム関連HP http://www.saga-u.ac.jp/senryaku
関連HP(大学コンソーシアム佐賀) http://www.saga-cu.jp/
社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」とは
大学、短期大学、高等専門学校における教育研究資源を活用した、社会人の再就職やキャリアアップ等に資する優れた実践的教育への取組を推進するための事業です。
「佐賀大学デジタルコンテンツ・クリエーター育成プログラム」とは
佐賀大学では、デジタル・コンテンツに関心の高い社会人を対象とし、デジタルコンテンツ・クリエーターを育成します。また、修了生には『佐賀大学 Webデザイナー』、『佐賀大学 デジタルコンテンツ・クリエーター』の修了認定証を発行し、再チャレンジする社会人の就職支援を推進します。
このプログラム関連HP http://net.pd.saga-u.ac.jp/manabi/
「専門職大学院等教育推進プログラム」とは
高度専門職業人養成の中心的役割が期待される専門職大学院において、理論と実務を架橋した専門職の養成に相応しい教育の水準の向上を図るため、関係する業界、職能団体や企業などと積極的に連携し、各分野の人材ニーズに即した教育の質の向上に寄与する先導的な取組について重点的に支援が行われます。
「発達障害と心身症への支援に強い教員の養成-文化教育学部・医学部附属病院連携による臨床教育実習導入とカリキュラム開発-」とは
佐賀県では、発達障害や心身症のある児童生徒への対応や指導が学校の教育課題となっています。佐賀大学では、この教育課題の解決に貢献するため、文化教育学部が、医学部附属病院と連携を取り、発達障害や心身症のある児童生徒対象の臨床教育実習をコアとするカリキュラムを開発することによって、これらの状態についての医学・心理・教育の高度の知識に加え、質の高い対応力と指導力をもった特別支援学校や通常の学校の教員の養成を目指します。
このプログラム関連HP http://smile.pd.saga-u.ac.jp/
「がんプロフェッショナル養成プラン」とは
国公私立大学から申請されたプログラムの中から、質の高いがん専門医等を養成し得る内容を有する優れたプログラムに対し財政支援を行うことにより、大学の教育の活性化を促進し、今後のがん医療を担う医療人の養成推進を図ることを目的としています。
「九州がんプロフェッショナル養成プラン」とは
がん医療に関する専門的な知識及び技能を有する医師及びその他の医療従事者を養成し、九州地区における質の高いがん医療の均てん化を図ることを目的としています。各大学病院より輩出された本プログラムの修了者は、このネットワークを通じて地域のがん医療の担い手として九州各地に配置されます。
このプログラム関連HP http://www.k-ganpro.com/
「科学技術振興調整費」とは
科学技術の振興に必要な重要事項の総合推進調整を行うための経費であり、各府省の施策の先鞭となるもの、各府省毎の施策では対応できていない境界的なもの、複数機関の協力により相乗効果が期待されるもの、機動的に取り組むべきもの等で、政府誘導効果が高いものに活用されるものです。
「唐津焼人材養成プロジェクト『ひと・もの作り唐津プロジェクト』」とは
低迷する唐津焼の再生を目指して、これからの唐津焼産業の若い担い手が、多様な思考と体験を基に、唐津焼を持続した活力のある産業とするため、本学が唐津市や唐津焼協同組合と連携し始動したプロジェクトです。
このプログラム関連HP http://karatsup.pd.saga-u.ac.jp/