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4.教育課程の編成
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新しい教養教育システムによる教育を教育課程の中に重点的に位置付けた上で,各分野の教育課程を編成する。
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学士課程
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教員養成分野
小学校教員養成においては,「発達障害と心身症への支援に強い教員養成」を特長としたより高度で実践的な教育を,地域社会と連携しながら展開していく教育課程を編成する。
中学・高校の教員免許取得に必要な教育については,全学に開放し,新たな教育システムの下で充実を図る。
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医療人養成分野
医療人養成分野では,新しい教養教育,課題発見・問題解決型の医学・看護学教育,診療参加型実習が総合的に組み込まれたカリキュラム編成のもとに,地域医療に貢献し,患者中心の良き医療人の養成を目指した教育課程を編成する。
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人文・社会科学分野
人文科学分野では,異文化とジェンダーに深い理解を有し,我が国の文化を内外に発信しうる人材を,また,地域の特性を活かした美術・工芸分野の人材を育成する教育課程を編成する。
社会科学分野では,経済学・経営学・法律学を融合した深い専門知識を活かせる人材を育成する教育課程を編成する。
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自然科学分野
理工系分野では,理学と工学の基礎的・基盤的教育研究に加えて,理学と工学が融合したハイテク分野や学際的領域の分野にも柔軟に対応できる教育課程を編成する。
農学分野では,生物科学を基礎にして,食料・環境等の問題に対応できる人材を育成する教育課程を編成する。
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地域生活文化分野
現代社会に必要とされる高質の地域生活文化(食育,医療福祉など)を探求・指導しうる人材を育成するとともに,本学における地域貢献の拠点形成を図る観点から,全学規模の再編を視野に入れた医文理融合型の教育研究を行う教育課程の創設を目指す。
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修士課程・博士課程
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各専門分野において,課程・専攻ごとの教育研究の目的を明確にし,コースワークを中心とした体系的なカリキュラムの下に教育を展開することを基本とした課程を編成する。
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教員養成分野
教員養成分野では,地域が抱える教育課題に的確に対応するため,現職教員の再教育も含めたより実践的な高度専門職業人の養成機能を有する教育課程を編成する。
中学・高校の教員専修免許取得に必要な教育については,学士課程と同様に全学に開放し,新たな教育システムの下で充実を図る。
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人文・社会科学分野
人文・社会科学系分野では,グローバル化した社会の多様な課題に実践的に対応しうる高い専門性を備えた人材を育成する教育課程を編成する。
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医療人養成分野
医療人養成分野では,幅広い学識を備えた高度専門医療・看護に携わる人材を育成する。さらに,医文理融合による健康・福祉に関する学際的教育課程の創設を他大学との連携も視野に入れつつ検討する。
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自然科学分野
自然科学系分野では,最先端の研究を推進していく若手研究者の育成や社会科学系の研究分野との融合による広い視野と高度な専門的知識を有する技術者養成を目的とする教育課程の創設を目指す。
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5.教育の質を高めるための取り組み
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社会経済の動向・ニーズを踏まえたカリキュラム改革や学生の理解度や学習スタイルの多様性に応じた教育方法・内容の開発を進めるとともに,厳正かつ適正な成績評価ができるシステムを確立する。
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ネイティブスピーカーによる英語授業やアジア系言語(中国語・朝鮮語その他)の履修機会の拡充を通して語学教育を充実するとともに学生の海外留学を促進し,諸外国との国際交流を推進する。
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多様なメディアの有効活用や私学を含めた地域高等教育機関コンソーシアムによる相互連携などを進めることによって,授業形態の多様化を図る。
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大学院教育においては,本学の個性・特色ある最新の研究活動を教育に積極的に反映させる。
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学生による授業評価やファカルティ・ディベロップメント(FD)を全学的に実施し,その結果を教育方法や授業内容の改善にフィードバックするシステムを確立する。
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6.入試と学生支援体制
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特定の分野においてAO入試を導入するなど入試方法の多様化を図り,入試情報の効果的な広報を行う。
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佐賀大学基金を活用した本学独自の奨学金制度を創設するなど学生に対する経済的支援を一層充実する。
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就職情報の効果的な提供やインターンシップの実施など総合的なキャリア・就職支援を強化するための体制を整備する。
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